6月15、16の2日間、三條機械スタジアム=三条市月岡=で行われるプロ野球ウエスタン・リーグ公式戦「三機スタ野球まつり」阪神対中日戦を地元小学生から観戦もらおうと主催の三機スタ野球まつり実行委員会では、近隣市町村の小学生にチケットをプレゼントしている。
プレゼンとするチケットは「子ども夢チケット」と呼び、2日間のうちどちから好きな日に使える内外野共通自由席チケットで、本来は入場料500円。三条市と燕市をはじめ、新潟市南区、長岡市、加茂市、見附市、田上町、弥彦村のすべての小学生分、合わせて約3万枚をプレゼントする。
これまで三条市や燕市、長岡市とあわせた開催のときは長岡市や見附市に子ども夢チケットを配布しているが、今回のは配布はこれま最大規模。各市町村へ直接、出向いて子ども夢チケットを届けており、16日は三條機械スタジアムの橘真一広報担当が田上町役場に続いて午前10時に燕市役所を訪れ、上原洋一教育長に燕市内の小学生分4,245枚を渡した。
昨年度まで県立糸魚川白嶺高校校長だった上原教育長は昨年、同校野球部の応援で三條機械スタジアムを訪れている。試合は残念ながら同校は敗れたが、5回終了後のグラウンド整備のようすに感心。「ぜひ、子どもたちにはゲームもすばらしいですが、施設整備の一生懸命なプロの仕事が勉強になります」と教育的な効果にも期待した。
橘広報担当も「グラウンド整備は県内一を目指してやっています」と言い、小学生の球場へ足を運んでくれるよう願っていた。この日はこのあと弥彦村へも子ども夢チケット届けた。