19、20日と燕市を訪れている東京ヤクルトスワローズのマスコット、つば九郎は19日、同市東太田地内の農業体験田「スワローズ・ライスファーム」でファンと田植えを行ったあと、燕市・戸隠神社の春季祭礼に出没した。
午後3時過ぎに木場小路と横町の万灯組がそれぞれ戸隠神社前で踊り子が踊る下座の時間にあわせて登場。つば九郎ファン10人ほどは、つば九郎の登場を今か今かと境内で待ち構え、つば九郎が現れるとシャッターを押したり、握手したりと大はしゃぎだった。
一方、祭り見物に訪れていた人たちの多くは、事態を飲み込めず、何事が起きたのだろうと、きょとん。つば九郎が木遣りを当て振りしてみせたり、笛や太鼓のはやしにあわせてドリフの『全員集合』のエンディングように踊ったり、扇子を手に踊るひょっとこをからかったりする様子に、吹き出すほど大笑いし、つば九郎ワールドに引き込まれていた。