三条夏まつり協賛会(会長・斉藤弘文三条商工会議所会頭)は、21日正午からジオ・ワールドビップで第1回全体会議を開き、8月2、3、4日の3日間にわったて開く夏まつりの準備をスタートした。
同協賛会はこれまで単年度の組織として夏まつりを運営してきたが、昨年の反省で、しっかりとした継続のできる組織にするべきとの指摘を受けて、ことしから継続する組織に変えようと、この日の議事で、三条夏まつり協賛会の会則の制定、組織の案を提案し、承認を受けて新しい協賛会が設立した。
さらに、第9回三条夏まつり計画について開催期日、開催行事、宣伝計画、収支予算(収支とも58,995,000円)、今後のスケジュールを原案通り決めた。斉藤会頭はあいさつで、「しっかりとした計画の下で市民に喜ばれる夏祭りにしたい」と決意をあらたにするとともに、忌憚のない意見をと協力を呼びかけた。
「輝く三条(まち) 切り拓く技と強い絆 第9回三条夏まつり」の実施計画(案)は、ことしも第1金、土、日曜の2、3、4の3日間で開催。この日示した案では、2日は午後7時に開会宣言を行って市民民謡踊り流し、3日は大花火大会、4日は商店街夜店市と三条総踊りを行う。
児童が参加する凧と凧ばやし踊りパレードは、猛暑の影響や保護者の送迎や見学などの点から昨年、市内を巡回するふれ太鼓をやめ、パレードは初日金曜の開催から夜店市や三条総踊りが行われる日曜に移して実施した。
今回も4日の日曜の提案だったが、PTA関係者から昨年は子どもたちが同日開催だった夜店市をゆっくりと楽しむことができず、再度、金曜の民謡踊り流しの前に変更を検討できないかとの意見があった。実行委員長の加藤敏敦副会頭は、この提案は決定ではないので、具体的な点は今後の実行員会で決定していきたいと述べ、同意見について検討していくこととした。