燕市役所新庁舎完成記念の横山操作品展「若き日の息吹」が24日から6月6日まで新庁舎「つばめホール」で開かれる。
旧吉田町出身の日本画家で、名誉町民から合併後は燕市の名誉市民となった横山操(1920-73)の作品展。燕市が所蔵する横山の作品と大山治郎コレクション美術館=燕市井土巻2=所蔵の横井山の作品合わせて40点余りを展示する。
26日午後2時から会場で大山治郎コレクション美術館の代表、大山治郎さんによるギャラリートークが開かれる。また、11年に続いて展示作品を図柄にしたポストカードを作成、5枚組み300円で販売する。ポストカードにした作品は、横山が20歳で青龍展に初入選した「渡船場や横山が詰めえりの学生服を着た姿が描いた自画像など。
新庁舎は7日に開庁したが、作品展示に使うのはこれが初めて。燕市は横山のおいから横山が残したデッサン画の寄贈を受け、2010年に横山操デッサン展、翌11年に横山操初期作品展を開いた。その過去2回はいずれも燕市産業史料館が会場だったが、今回は会場が広いので、展示作品を合わせたような内容になる。土、日曜を含む毎日午前9時から午後5時まで開場。