美術商の株式会社もろはし美術店(諸橋弘社長・三条市一ノ門2)は24日から27日までの4日間、同社三条月岡展示会場=同市月岡2=で「皐月の大美術まつり」を開いており、著名作家をはじめ、地元で人気の三条文人の作品など1,500点を一堂に集めて展示即売している。
ふだんは一般の人が入ることのない美術商を対象にした競り場と倉庫を兼ねた三条月岡展示会場を開放し、同社所有の美術品を一度に数多く展示即売しようと春と秋の年2回、大美術まつりを開いている。
今回も日本画、洋画、茶道具、新作陶器、古美術、骨董品などを所狭しと展示。これでもすべてではなく、売れたら別のものを展示するので、この機会にお気に入りの美術品を求めようと考えているなら1度ならず2度、3度と足を運びたい。
日本画の前田青邨、文人画家の富岡鉄斎、後藤純男、彫刻の平櫛田中、陶芸の岡部嶺男、三浦小平二など著名作家の作品がずらり。本県関連では会津八一、相馬御風、土田麦僊、橋本龍美、三条ゆかりでは今の人気の高い三条市名誉市民の日本画の岩田正巳や広川操一をはじめ、三条文人の長谷川嵐渓、村山半牧、帰山雲涯、森山信谷らの名前が並ぶ。
燕市の名誉市民、日本画の横山操の作品もある。折しも大美術まつりと同じ24日に燕市役所で新庁舎完成記念の横山操作品展が始まった。横山操作品展では作品を見るだけだが、こちらでは横山の作品を買い求めることができる。
県内各地はもちろん、県外から訪れる人もあり、初日は美術ファンでにぎわった。同社では「展示作品がすべてではないので、探している作家があれば気軽にスタッフに声をかけて」と来場を待っている。毎日午前9時から午後7時まで、最終日は午後6時まで。問い合わせは三条月岡展示会場(電話:0256-35-2885)へ。