近年のたび重なる洪水被害に信濃川下流域の地域防災力を向上しようと31日午後3時から新潟市・新潟ユニゾンプラザで「水害に強い信濃川下流域づくり推進協議会(仮称)」の設立会議が開かれる。
協議会は、新潟、長岡、三条、加茂、見附、燕、五泉、弥彦、田上の9市町村と県の防災局、農地部、土木部、北陸農政局整備部、北陸地方整備局河川部で構成する。
主旨説明に続いて議事に移る。議事は「水害に強い信濃川下流域づくり推進協議会規約(案)について」、「会長選出」、「事務局からの情報提供・信濃川下流域の地形特性・洪水ハザードマップ作成の手引き(改訂版)」、「関係機関の地巣に関する取り組み状況報告等」、「その他」。公開で開き、一般の人も傍聴できる。
信濃川下流域ではここ数年、たび重なる洪水被害を受けており、とくに「平成23年7月新潟・福島豪雨」以降、信濃川下流域の地域防災力をさらに向上させる必要があるという認識が深まっている。
信濃川下流域の治水に関係する機関が一堂に会し、信濃川下流域のもつ課題を共有し、協働して下流域全体の地域防災力を向上させる治水方策を推進するため、同協議会を設立することになった。