燕の地場産業のさらなる活性化を目的として毎年行っている燕市の新商品新技術開発支援事業補助金に平成25年度は12件の申請があり、外部有識者で構成された審査委員会で審査した結果、8件の採択が決まった。
助成対象は市内で1年以上事業を営む中小企業者が行う新商品・新技術開発で、300万円を限度額に補助対象経費の2/3以内を補助する。補助対象経費は謝金、費用弁償、設備導入費、設備借上料、原材料費、外注加工費、委託費、調査費、人件費、そのほかの経費。
5月31日行った定例会見で鈴木力市長は、「成長戦略として新しい商品なり技術を開発して新たに市場を開拓していくっていうことが重要」で、選ばれた8件は「この開発が速やかに成功、開発できるように期待したい」と述べた。8件は次の通り。
株式会社エステーリンク | 金属製品製造工程での表面保護を目的とする、着脱容易な保護皮膜を探索する。 |
有限会社加藤モーター | 微生物(IWAO菌群)を使用した家庭用ゴミ処理機の開発製作、残渣処理をもできるトイレの研究開発、これらを搭載したトレーラーの開発 |
株式会社セブン・セブン | チタン製マルティプルオブジェ開発 |
株式会社富田刃物 | コンクリート建築物用刈り払い機用清掃除去刃の開発 |
株式会社日本メタルワークス | PET・発泡トレーに変わるステンレストレーの開発 |
藤田化成株式会社 | シャキシャキ白髪ねぎ作成用野菜調理器の開発 |
株式会社森井 | 特許製品の更なる時代のニーズに合った進化ニッチ商品 |
株式会社ヨシカワ | 新規ステンレスハーモニカケトル |