飛燕夏まつり協賛会1000人みこし実行委員会(小田島智博委員長)とよさこいソーラン踊り世話人(高橋正行代表世話人)は1日、燕市内の老人福祉施設など6カ所を巡回して「ふれあいみこし・よさこい」を開き、金みこしの渡御とよさこいパフォーマンスで、7月20、21日の「飛燕夏まつり」をアピールした。
燕地区の夏まつり「飛燕夏まつり」をPRし、会場に来られないお年寄りからまつりの雰囲気を味わってもらえたらと毎年、福祉施設にみこしとよさこいを出前している。
ことしも青空の下、役員など14人、みこしの担ぎ手6団体から44人、よさこいソーランの6団体から60人の子どもからおとなまで総勢118人が参加した。
午前10時の「白ふじの里」を皮切りに「楽々」、「つばめ福寿園」、「さわたりの郷」、「グループホーム白山町」、「なごみケアセンター」の6カ所を午後3時過ぎまでかけて巡回した。
昼前に訪れた燕市佐渡の特別養護老人ホーム「さわたりの郷」では、施設の窓を開けてお年寄りが見学するなか、燕1000人みこし実行員会の小田島智博実行委員長があいさつ。鳴子を手に各団体の色とりどりの衣装を着た踊り手が笑顔でよさこいソーランの披露した。
続いて朱色に純金の飾りが施された金みこしが登場し、それぞれの会の半てんを着た担ぎ手が威勢のいい掛け声をかけながら練り歩いた。最後はみこしの上に乗った子どもたちが、もちまきの要領で、施設内に向かって菓子をまき、祭り気分を盛り上げた。
窓際まで来て楽しそうに踊りやみこしを眺める人や、手拍子をする車いすのお年寄りも。よさこいソーランを踊った子どもたちは、踊りが終わると窓際に駆け寄り、お年寄りに笑顔でハイタッチ。思わぬサービスにお年寄りもさらに顔をほころばせ、一足早い「飛燕夏まつり」を楽しんでいた。