2日から8日までの「危険物安全週間」にあわせて新潟県危険物安全協会燕・弥彦地区支会(相場弘支会長)は3日、同支会を構成する燕市と弥彦村内で巡回広報を行い、危険物による事故防止を呼びかけた。
危険物とは、消防法で定める一般的に火災の発生や拡大の危険性が大きいものや消火が困難なもので、身近なものではガソリンや灯油がある。
危険物安全週間は、事業所での自主保安体制の確立を呼びかけ、広く国民の危険物に対する意識の高揚と啓発を図ろうと平成2年に消防庁が制定、毎年6月の第2週の1週間を運動期間としている。
巡回広報は、同支会の相場支会長をはじめ福祉会長や理事、事務局長など役員4人が燕・弥彦総合事務組合消防本部の職員が運転する4台の消防車両に分乗して午後1時半ころに同本部を出発。
「ちょっとした不注意でも大きな事故につながります。危険物の取扱いには注意をしてください」といった内容のテープを流しながら弥彦、分水地区、燕地区、吉田地区を回り、注意を呼びかけた。