三条市社会福祉協議会の三条市ボランティアセンターでは、小中学校などで高齢者疑似体験などを行う「ボランティア出前講座スタッフ養成研修」と「点訳ボランティア講座」を開くので、それぞれの参加申し込みを受け付けている。
「ボランティア出前講座スタッフ養成研修」は、6月19日午後2時から4時半までの研修。定員は30人で、対象はボランティア活動に関心のある人で、年齢や性別は問わない。研修の内容は、高齢者疑似体験と車いすの操作などで、疑似体験の装具の付け方や注意点などを学ぶ。申し込みの締め切りは6月10日。
同センターでは、平成16年の7.13水害を契機にボランティアへの意識が高まったことから、小中学校を中心にボランティアや福祉に関する基礎知識の提供や体験などの講座の出前をしており、そのニーズは年々高まり、講座の開催要望は増えている。
講座は社会福祉協議会職員が主体となるが、ボランティアスタッフの協力がかかせないことから、新たなスタッフの養成を行うとともにすでに活動しているボランティアと、講座の進め方について研修する。新たに協力してくれる人の参加はもちろん、どんなことをするのか興味があるという人など大勢の受講を呼びかけている。
「点訳ボランティア講座」は、点字についての説明、点筆を使った点字の打ち方や読み方など基本技術を学ぶ。6月22日、29日、7月6日、13日のいずれも土曜の午前10時から11時半まで、全4回のコース。対象は点字に興味のある三条市内在住か在勤の人。定員は20人で参加費は無料。申し込み期限は6月17日。
両講座とも、会場は三条市総合福祉センター。問い合わせや申し込み先は、三条市総合福祉センター内の三条市社会福祉協議会三条市ボランティアセンター(電話:0256-33-8511、ファクシミリ:0256-33-3004)へ。