レストランメッセピアで10日から春キャベツの「デイリーランチ」、メーンは春キャベツの焼きカレーラーメン (2013.6.9)

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燕三条地場産業振興センターが運営するレストランメッセピアでは、毎日食べるなじみ深い野菜を使った平日のランチメニュー「デイリーランチ」の第2弾を10日、スタート。三条市栗林産の「春キャベツ」をたっぷりと使ったメニューが登場し、春キャベツの焼きカレーラーメンなど「燕三条」のおいしさを日替わりで味わってもらう。

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レストランメッセピアが10日スタートする「春キャベツ」をたっぷりと使ったデイリーランチ

今回の食材は、三条市栗林地内の25の農家でつくる「三条市園芸協議会」が生産する「春キャベツ」。三条は県内有数のキャベツ産地で、主に信濃川に架かる石上大橋から見える河川敷の広大な畑で生産される。ことしの生育は4月の低温により遅れ、収穫時期も例年より1週間ほど遅れた6日が出荷が始まったばかり。

旬の柔らかな「春キャベツ」をたっぷりと使ったデイリーランチは、1食にキャベツ100グラム以上を使用するヘルシーでボリューム感のある限定メニューになる。

「春キャベツ」をたっぷりと使ったデイリーランチのメーンは、春キャベツの焼きカレーラーメン
「春キャベツ」をたっぷりと使ったデイリーランチのメーンは、春キャベツの焼きカレーラーメン

初日の10日月曜のメニューは、春キャベツの焼きカレーラーメンをメーンに、春キャベツのスムージー、豆腐サラダ、ピクルス、スープ。このほか、日替わりで、春キャベツのパングラタン、焼き春キャベツの肉麻婆ソース、千切りキャベツとパンチェッタのスパゲティやキャベツのカルボナーラなどが登場する。

デイリーランチは945円で、平日の午前11時から午後2時までのランチタイムに提供。「春キャベツ」を使ったメニューは、収穫時期にあわせて6月末頃まで実施する予定だ。

「食を通して燕三条を伝える」をコンセプトとした同レストランでは、「毎日食べるなじみ深い野菜の食べ方新発見を届けたい」と4月から第1弾として燕市の「吉田本町キュウリ」を使ったメニューの「デイリーランチ」を行った。

千切りキャベツとパンチェッタのスパゲティやキャベツのカルボナーラも
千切りキャベツとパンチェッタのスパゲティやキャベツのカルボナーラも

第1弾の「キュウリ」を主役にした企画は話題となり、それまでのランチタイムの1.5倍ほどの集客があった。食事をした人からは、苦手だったキュウリが食べられるようになった、おいしかったと好評の声が寄せられた。

同時にこれまでは同施設を利用する男性サラリーマンの姿が目立ったが、デイリーランチを始めてからは女性客が多くなり、レストランを目的に来館する人も増えたと言う。

今回も生産現場の畑に行き、手間暇をかけて育てる春キャベツの生産工程など「おいしさ」の秘密を生産者に聞いたレストランメッセピアの赤塚支配人は、「少雨で小玉傾向だが例年以上の甘みを蓄えている」と言う。デイリーランチのメニューは家庭でも簡単にできるので、声をかけてくれればレシピを紹介する。大勢の人に三条産のキャベツを味わってほしいと来店を呼びかけている。


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