三条市本町2、三条別院では、15、16の2日間、昨年に続いて2回目の御坊市(ごぼういち)が開かれ、昨年より10店も多い52店が歴史を刻む堂内にずらりと並ぶ。
三条別院は別名“御坊さま”と呼びれて地元の人たちに親しまれており、御坊市の名はそれに由来。2日間とも午前10時から午後4時までで、本堂に「いろいろなモノ」、それに渡り廊下で続く旧御堂(きゅうみどう)で「オイシイモノ」が店開きする。
ほかにも15日に昨年大好評だった念珠を作るワークショップ、16日は昨年に続くお坊さんになんでも相談。そして16日は初企画「お寺さんとプチ婚活」も企画。昨年に続いて別院諸殿拝観ツアー「メガネ僧りょによる『三条別院』の七不思議」も随時、行う。
新しい試みが地域との連携。協賛イベントとして15、16日と一ノ木戸商店街のみんなのまちの交流拠点「みんくる」で月輪未生流作品展が開かれるほか、まんなかの店のcafe toujours、cafe mui、Curry & Spice くぅ象、ツバメコーヒー、さらに羽生文具店 pippi、西村金物店、古書の真昼造船、燕三条ウイングも協力し、ちらしを配ってそれぞれの店へも足を運んでくれるよう、うながす。
昨年は初めてにもかかわらず約2,500人もの来場者を集めた。ことしはそれを上回る来場者に期待している。14日は早くも出店を始めた店があり、三条教区の僧りょらは境内に駐車スペースのラインを引いたり、案内の張り紙をしたりと準備に忙しかった。