燕市教育委員会では、14日から30日まで燕市文化会館展示ホールで「水道の塔四季の写真コンテスト」を開いて水道の塔を撮った写真37点を展示しており、これにあわせて16日は水道の塔見学会を開いて4階まで初公開する。
「水道の塔」は燕市のシンボルで、昭和13年の建設。11年に保存改修工事か?完了し、12年に「旧配水塔」として国登録有形文化財への登録が決まった。
一昨年に続いて2回目の水道の塔を題材にした写真コンテストで、5月中に作品を募集し、23人から37点の応募があり、燕市美術協会写真部門の会員2人が審査して最優秀賞に明道信二さん=燕市東太田=の「黄金の文化財」、優秀賞に田村浩司さん=三条市月岡2=の「ツバメのまちの目印はおしゃれだね!」と渡辺一寿さん=三条市曲渕3=の「花咲く水道塔」を決めた。会場では、四つ切りサイズにプリントされたそれらの作品すべてを展示している。
一方、これにあわせて16日午前10時から午後3時まで水道の塔見学会を開く。改修工事の記念や希望があればこれまでも水道の塔の内部を公開し、見学してもらった。見学は1階部分だけにとどめていたが、今回は特別に4階まで初公開する。
見学に事前の申し込みは必要なく、安全上の理由から上階までの見学には人数制限を設ける。階段が急なので、サンダルやつっかけでは見学できない。