振り込め詐欺被害を未然に防いだ協栄信用組合小池支店と対応した職員2人に燕署が感謝状 (2013.6.15)

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燕署は(中村栄署長)14日、振り込め詐欺被害を未然に防いだ協栄信用組合小池支店(大矢道敏支店長・燕市小池)と同支店職員2人に感謝状を贈って表彰した。

振り込め詐欺被害防止で燕署から協栄信用組合小池支店と対応した職員に感謝状
振り込め詐欺被害防止で燕署から協栄信用組合小池支店と対応した職員に感謝状

中村署長から同支店への感謝状を金子武司次長に、さらに窓口で対応した主任の小出恵美さんと窓口職員の藤田真美さんに感謝状を手渡した。

5月14日午後、燕市に住む60歳代の女性が同支店窓口を訪れ、現金100万円を引き出し、ATMで振り込もうとしたところ、振り込みの上限額を超えているため振り込めず、窓口で振り込みを依頼した。

窓口職員は高額だったため不審に思い、現金をいったん預かって振り込みを保留し、女性に確認するよう求める一方、上司と連携して警察に通報し、被害を未然に防いだ。

左から協栄信用組合小池支店の金子次長、主任の小出さん、窓口職員の藤田さん、中村燕署長
左から協栄信用組合小池支店の金子次長、主任の小出さん、窓口職員の藤田さん、中村燕署長

女性は「母子手帳を見てほしい」、「風しんはどうしたろうか」などと話すうちに、電話の相手を息子だと信じ込んだ。女性とのトラブルで慰謝料が必要になったと振り込みを求められた。

窓口では、何度も息子の電話番号が変わっていないかと確認したが、女性は丸め込まれていて、変わっていないと言い張ったと言う。

金子次長は「ふだんから窓口の女性も、あやしい事例でなくても必ず声かけをするようにしています」と言い、小出さんは「再度、注意を払ってお客さまとコミュニケーションをとりながら、あやしいときは上司と相談して防げるように努めたい」、藤田さんは「これからも地域の金融機関としてお客さまとふれあうことを心掛けたい」と話していた。


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