15、16日と三條機械スタジアム=三条市月岡=で2013プロ野球ウエスタン・リーグ公式戦阪神タイガース対中日ドラゴンズ2連戦が行われており、1日目の15日はあいにくの小雨のなかで試合が行われ、地元の野球ファンがプロ選手のプレーを目の当たりにした。
同スタジアムでは毎年、ファーム戦が行われており、昨年はウエスタン・リーグとイースタン・リーグの試合が行われたが、ことしは今回のウエスタン・リーグだけ。昨年と同じ阪神対中日のカードだ。
前夜から雨が降り始めたが、ちょうど試合中は弱まって傘がいらないていどの小降りに。日照り続きでからからに乾いたグラウンドにはちょうどいい散水代わりになった。
球場正面玄関前には球団グッズや飲食を売るブースが並んだ。試合開始前には午前10時から配布した整理券で100人を対象に阪神の岩田稔投手と松田遼馬投手がサイン会。阪神のマスコットのトラッキー、ラッキー、キー太もそろい踏みで来場者の記念撮影にこたえた。
練習帰りにユニホームを来て訪れた少年野球チームの小学生や県外からトラ柄の服やグッズを身につけたファンが目立ち、お祭りムードだった。
開会式で国定勇人市長は、実行委員会からプレゼントされた名前入りの背番号1のユニホームを着てあいさつ。先にミスタータイガース、元阪神の掛布雅之が三条市の出身で、生家の数軒隣りがプロレスラーのジャイアント馬場の生家で、巨人に入団したジャイアント馬場が1軍のマウンドで初めて対戦したのが中日だったことを結びつけて観客をわかせた。試合は阪神が4-0で中日に完封勝ちした。
2日目16日は午前10時開場、正午試合開始で、当日券はおとな1,500円、小中高校生は500円。三条市とその近郷の小学生には入場無料の子ども夢チケットを配布してある。