30日まで三条市矢田、しらさぎ森林公園で「花菖蒲まつり」が開かれており、ハナショウブの花が見ごろを迎えた22日は「花菖蒲満開イベント」が行われ、大勢の人が訪れた。
昨年までは、まつり初日にオープニングイベントを行っていたが、ハナショウブの花の咲き始めころにあたったため、イベントでも花を楽しんでもらおうと、ことしは花の見ごろにあわせてイベントを昨年より1週間遅らせた。ねらい通りに園内は紫や白などのたくさんの花が咲き、訪れる人を楽しませていた。
2万株のハナショウブがびっしりと奥まで続く入口に立った人は、「うわ〜きれいだね」と口にする人も多く、それぞれゆっくりと園内を歩きながら、写真におさめたりして楽しんでいた。
朝のうち雨が降ったが、まもなく止み、栄庁舎から同公園まで5キロを歩く「健康ウオーク」には国定勇人市長をはじめ73人が参加。園内の芝生広場などでは、保育園児によるお遊戯、よさこい踊り、「花菖蒲焼きそば」などの飲食や農産物の販売、ちびっこ白バイ隊記念撮影会などが行われた。
健康ウォークの参加者には、三条市食生活改善推進委員協議会が三条産のダイコンやニンジン、豚肉などたっぷり使った減塩の具だくさん汁をふるまった。また、栄商工会青年部が販売する「花菖蒲焼きそば」は、ハナショウブをイメージした紫キャベツが入り、麺は薄い緑色。塩と出汁醤油の特別ブレンドの味で、年に1回の花菖蒲まつり限定の味で、3個、4個とまとめ買いをする人も多かった。
翌23日は、午前10時から「ニジマス700匹つかみどり」(1匹250円)を30分ごと4回実施、午前11時から午後3時までちびっこ白バイ隊記念撮影会を行う。