JAにいがた南蒲は22日、三条市興野3の本店職員駐車場でことしも「なんかん育ち 軽トラ市場」をスタートした。11月までの第2、4土曜に開き、軽トラックの荷台を店舗に地元の新鮮な農産物を直売していく。
昨年、始まった軽トラ市場。ことしも野菜の出荷が盛んになる時期にあわせてスタートした。初日22日は出店登録している15の生産者のうち、8つが出店。青空に恵まれ、午後3時のオープン前から大勢の人が訪れて販売開始を待った。
トマト、ナス、キュウリ、キャベツ、タマネギ、ジャガイモ、ネギ、ソラマメ、インゲン、ニラ、ズッキーニ、オカヒジキなど夏野菜を中心に並んだ。シソ、ウメ、笹団子、生花もあり、軽トラックに載せて運んできた野菜などを荷台や、荷台の前に降ろしたりして並べた。
午後3時の販売開始と同時に、待ちかねた買物客が目当ての品物を手に取り、次々と購入。15分ほどで、軽トラック1台分がほぼ完売状態となり、「やんや、売り切れらて」と汗だくの生産者もいた。
また、オープン記念の買物客先着100人へのプレゼントとして用意した「なんかん育ち」のノベルティのオリジナルエコバックは、開始から25分余りでなくなる人出だった。
軽トラ市場は、毎月第2、第4土曜の午後3時から4時半まで。天気によっては日程を変更する場合があり、収穫の最盛期には第1、第3土曜の追加営業も予定している。