三条市・四日町商店街では、同商店街発足60周年を記念して29日までWスタンプラリーを行っており、27日から29日までの3日間は対象店舗3店舗のスタンプとラッキースタンプ30枚で1回抽選に参加できる空くじなしの抽選会を開く。
抽選会は「酒のニラサワ」(三条市北四日町6-4)を会場に3日間とも午前9時から午後7時まで開く。三角くじで抽選し、1等のウォッシャブル・ダウンケットから、いちばん下でも7等のティッシュボック5個まで、空くじなしで当たるのがうれしい。ただし、先着300人で締め切るので、いつ終わるかわからず、抽選参加の権利のある人は早めに参加した方がいい。
Wスタンプラリーのちらしを嵐南地区に新聞折り込みで1万部を配布したがほか、12の対象店舗でも100枚ずつ配布した。台紙を兼ねたちらしで、ふだんから商店街で200円の買い物につき1枚発行しているラッキースタンプ30枚を張るところと、対象店から3つのスタンプを押してもらうところがあるので、“Wスタンプ”。つまり対象店のうち3店舗で買い物をしてスタンプを押してもらい、ラッキースタンプ30枚を張れば1回、抽選に参加できる。
四日町商店街では、10月にラッキースタンプをたくさん集めると参加できる招待旅行、12月にはラッキースタンプの大抽選会を開いている。12月の大抽選会はラッキースタンプを台紙1冊分の330枚、少なくとも6万6,000円以上の買い物をして1回、抽選に参加できるが、今回は、その10分の1足らずの30枚で参加できるミニ版という設定だ。
四日町商店街であまり買い物をしない人は台紙1冊分のラッキースタンプをためるのは大変。そんな人たちからも、ラッキースタンプを集めるハードルを下げて抽選に参加してもらおうと、初めてWスタンプラリーを企画した。ラッキースタンプを集めると商店街で金券として使えるが、抽選で当たる賞品はその価値の2倍から5倍くらいと得するようになっている。
四日町商店街会長の「酒のニラサワ」社長、韮沢隆行さん(60)は、6月10日にWスタンプラリーをスタートしてから客の感触に「当初、思ったより相当、反応がいいなと思います」と満足。「まだ間に合うので、これからでも対象店で買い物をして参加してほしい」と言い、「これをきっかけにラッキースタンプを集める習慣をもってもらえれば」と期待している。
抽選会を翌日に控えて26日夜は、四日町商店画の商店主ら10人ほどが「酒のニラサワ」に集まって、店内に賞品を飾ったり、軒先に紅白幕を下げたりして準備していた。Wスタンプラリーの賞品と12の対象店舗は次の通り。
■Wスタンプラリーの賞品
■対象店舗