NHKラジオ第1の番組「すっぴん!」の取材で28日、ジャーナリスト津田大介さんが燕市を訪れた。
燕市は、燕市の20年後の将来像「未来ビジョン」を若者から考えてもらう「つばめ若者会議」を間もなくスタートする。それに先だって15日に開いたシンポジウムで講師を務めたコミュニティーデザイナー山崎亮さんが代表を務めるstudio-Lが「つばめ若者会議」のワークショップのファシリテーターを務める。
一方、「すっぴん!」は月曜から金曜の午前8時から4時間の生放送。パーソナリティーは曜日替わりで、火曜は津田さんが担当。津田さんはそのなかで月1回、おもしろい地域振興の取り組みを取材する企画を行っている。
津田さんは数年前から株式会社MGNET=燕市西燕=の武田修美社長と親しい。武田社長は自身も「つばめ若者会議」に参加。そのことを耳にしていた津田さんは、いくつかある候補のなかで今回は燕市を選んだ。
取材では鈴木力市長をはじめ武田社長、シンポジウムのパネリスト3人に話を聴き、昼食はもちろん近所のラーメン店で燕名物の背脂ラーメンを味わった。
最近、津田さんがキャスターを務めるCS放送の番組に山崎亮さんがゲスト出演したばかり。「ちょうど山崎亮さんと番組でご一緒したばかりで、山崎さんから実は燕でという話があって。タイミングが良かった」と言う。
すでに何度も燕市を訪れている津田さんは、燕市の印象について「独特ですよね。ふつうの地方都市とまたちょっと違うというか、工場がたくさんあったかなと思ったすぐ横に田んぼがたくさんあったみたいな。このコントラストが割とはっきりしているとういうか」。
「なかなか東京じゃ考えられない」風景で、「土地の使い方がぜいたくだなという気がします」、「全体的に食べ物がおいしいですよね」などと話していた。
また、津田さんと言えばノートパソコンの天板にべたべたと張られたステッカーがひとつのトレードマーク。取材した捧美佳さん(27)=燕市宮町=から人と人をつなぐために作ったオリジナルのステッカー「つばめステッカー」をプレゼントされると、さっそくその場でパソコンに張った。津田さんがテレビ出演でノートパソコンを開いたらつい、つばめステッカー探してしまいそうだ。この日の取材は7月9日の番組で放送予定。