7月20、21日に燕市燕地区で開かれる「飛燕夏まつり」でのみこし渡御に向けて燕1000人みこし実行委員会は6月30日、みこしの清掃と組立作業を行い、続いてイオン県央店前でふれみこしとふれよさこいをPRした。
午後1時から燕三条地場産振興センターで清掃と組立、午後3時半からイオン県央店前でふれみこし、ふれよさこいのパフォーマンスを合わせて約70人が参加して行った。
みこしの清掃は、鎚起と銀のみこしが製作から約20年たっていたことなどから初めて行った昨年に続いて実施。金、銀、鎚起の3基のみこしを清掃した。ほこりをはらったり、材質によっては磨き粉を付けたりして2時間余りかけてていねいに掃除した。あわせて、金みこしに担ぎ棒をつける組立作業を行った。
同実行委員会の小田島智博実行委員長によると、みこしの清掃や組立作業は、ことし24回目を迎える1000人みこしを次の世代に引き継いでいくためのひとつという。作業などを通して組立の工程を覚えるのはもちろん、先輩会員との対話から「100年続くようなみこしに」というような思いを次の世代に伝え、モチベーションをあげるのもねらいと言う。
ふれみこしとふれよさこいは、よさこい団体も加わってにぎやかに行い、買物客が見物するなか、燕市オリジナル曲「舞つばめ」、「よっちょれ」の2曲でよさこいのパフォーマンスを披露。続いて、時価数千万円の金みこしの渡御では、額に汗を光らせながら威勢のいい掛け声を響かせる担ぎ手の迫力に足を止めていく人も多かった。
燕1000人みこし実行委員会では、「飛燕夏まつり」本番でみこしを担ぐ一般参加者を募集している。問い合わせは、燕商工会議所内飛燕夏まつり協賛会(燕商工会議所内・電話:0256-63-4116)へ。