若者たちで燕市の20年後の将来像「未来ビジョン」を考える「つばめ若者会議」のスタートを前に6月30日、市役所つばめホールでキック・オフ・ミーティングが行われ、参加を申し込んだ75人のうち約50人が出席して顔合わせした。
9日に開く第1回会議からが本番。6月15日にも会議のワークショップでファシリテーターを担当するstudio-Lの代表、コミュニティーデザイナーの山崎亮さんを講師にシンポジウムを開いている。
この日は発足式と交流会を行った。発足式には鈴木力市長も出席し、メンバー一人ひとりに名前とシリアル番号を刻んだネームタグをプレゼントし、全員でハイタッチ。交流会では軽食を食べながら自己紹介を行って交流し、互いに知り合いになった。
メンバーは下は20歳から上は40歳代まで。市外からの参加も認め、年齢の上限を引き上げたこともあり、参加者は予想より多い75人にもなった。半数ほどが先の山崎さんのシンポジウムにも参加している。
公務員や公務員を目指す人、まちづくりの活動に参加している人、地域やPTAにかかわっている人、ひとりでもアクティブに情報発信している人など、意欲的な人ばかり。若者たちが集った雰囲気は燕市にはあまり見られなかったもので、若者が集まる場を提供しただけでも、すでに目的のひとつを達したようだ。
鈴木市長はあいさつで、つばめ若者会議を設置するにあたっての思いや経過を話して成果に期待するとともに、「皆さんが絵を描くカンバスを提供できたらいいな」と言葉で未来ビジョンをつくりあげるだけでなく、目に見える形での成果物の実現に手を貸す考えを示した。