3月に三条市・一ノ木戸商店街にオープンしたまちのみんなの交流拠点「みんくる」の飲食のチャンレジショップに1日から14日まで「caffé DO*DO(カフェ・ドゥー・ドゥー)」が出店している。
4月から6月まで出店した「ツバメコーヒー」に続いての出店。「caffé DO*DO」は3月の「みんくる」オープン直後から3日間、さらに3月中に2日間の計5日間出店しており、それ以来の出店だ。
コーヒーは、エスプレッソや牛乳を使ったシアトル系。ジャスミンティーやアイスティー、マンゴージュース、キッズドリンクもある。
夏向けに牛乳とバニラアイスを使ったフラッペも用意。本日のフードとして日によって内容は異なるが、スコーンやケーキ、トルテ、ピザ、サンドイッチなども用意する。
店主は本田由香さん(33)=三条市西本成寺=。五泉市村松の出身で、結婚して上越市に住んでいたが、3年前から夫の実家のある三条市へ移り住んでいる。
10年前に新潟市内のスターバックスの店で働き、この5月まで2年間、バリスタカフェ三条店で働いていた。三条市桜木町のテナントビルで早ければ7月中、遅くとも8月には実店舗を開店するが、その直前のチャレンジショップ出店だ。
「集客が難しい」と本田さんは言う。想定したことだが、1日に開店したばかりで客が少ない。そこで毎日のように、おとなの絵本セラピー、お絵かき部屋、占いカフェ、プチマクロビオティック講座などのワークショップを開いている。これは実店舗でも行う計画で、「オペレーションを含めて実店舗でやることの確認にしようと思いました」と戦略的だ。
実店舗は「みんくる」と離れているので、客層が異なると思われるが、「“DO*DO”という名前を知ってもらうきっかになればいい」と言う。
実店舗では「みんなで、まちの子どもたちを育てる環境をつくって、“女性コミュニティー・カフェ”というか、子どもを連れてきても気後れしなくてすむような店にしていきたい」と言い、「カフェスペースを子どもと一緒に満喫できるような空間がつくっていけたら」と夢を描いている。