燕市交通公園のゴーカートは、県内から利用者を集め、子どもたちに大人気。古くなったゴーカートの入れ替えで、このほど新車5台が導入され、土曜の6日にデビューする。
これまでのゴーカートは、一人乗り4台、二人乗り6台の計10台。1996年から99年ころまでに導入されており、それから15年前後になる。車両の損傷やエンジンの状態を検討して半分の一人乗り2台、二人乗り3台の計5台を新車に入れ替えた。
また、車が故障したときの代替や部品取り用に一人乗りと二人乗りを1台ずつ、予備として残し、それ以外は廃車する。
新しいゴーカートは基本的に古いものと同じタイプで、1台約100万円。ボディーは赤、青、黄、緑とカラフルだ。古い二人用のゴーカートは、わきのバンパーとボディーの間に足を入れてしまいがちなため、足が入らないようにステップカバーの設置をカスタマイズしてもらった。
さらにブレーキラインが床の上に向き出しになっていて、それを踏むと意図せずブレーキがかかってしまうため、ブレーキラインを収納するパイプも設置してもらった、いわば“燕仕様”だ。最高速度は時速約20キロ。エンジンや足回りの調整もあり、6日からコースにお目見えする。
同公園のゴーカート利用のピークはゴールデンウイーク、次いで盆休みで、多い日は1日2,000人近くが乗車する。1周650メートルもあり、ヘアピンカーブあり、トンネルありの起伏に富んだ満足感の高いコースに加え、一人用100円、二人用150円と利用料金が格安なのが人気で、県内各地から利用者が訪れる。
デビューの6日は残念ながらとくにイベントはないようだ。昨年5月から10回乗ると1回無料になる、お得なポイントカードも発行しており、新車導入を機に大勢の利用を呼びかけている。毎週水曜は休園日で、ゴーカートの利用は午前9時から午後5時まで。