三条市では、月1回の発行だった三条中心市街地エリア情報紙「まんなか」を年4回の季刊に変えて冊子に大幅リニューアルし、その第1号「夏号」をこのほど発刊した。
これまでは紙1枚に印刷して折りたたんで携帯する形だったが、季刊になってA5判、12ページと豪華にスタイルを一新し、「情報紙」から「情報誌」になった。
これまで通り中心市街地の店舗情報を掲載し、今回は「三条の美味しいパン屋さん」の特集も。一部は三条商業高校商業クラブの生徒が取材、出稿を担当するのも継続している。
新しいのは対談「三条トーク」。シリーズ化する計画で、今回は、まち歩きガイド団体「五桜会」メンバーの藤井キヨ子さんと「三条まんなかプロジェクト」会長の相場浩さんの対談を収録した。
ほかにヘアカット、メイク、衣装を三条市内の店に協力してもらってスタイリングした女性の写真を撮った「三条美人」、まちのみんなの交流拠点「みんくる」でチャレンジショップの紹介、燕三条イタリア野菜研究会と料理人による「花ズッキーニ」の紹介も掲載している。
「まんなか」は一昨年に創刊。月刊で三条市の中心市街地の情報を発信してきた。今は3月にオープンした、まちのみんなの交流拠点「みんくる」のスタッフが制作しているが、月刊では制作に追われる、コンセプトやターゲットを変えて内容の濃い情報を発信したい、市民から手に取ってもらいやすく市外の人にも情報が届くような装丁をといった理由から、季刊の冊子に切り替えた。次回以降は9月、12月、3月、6月のペースで発行していく。
「まんなか」は7,000部を作成し、「みんくる」や商店街250店舗で無料配布している。