一ノ木戸商店街のまちのみんなの交流拠点「みんくる」では、飲食のチャレンジショップに空きができる15、16、17の3日間、1日単位で営業する1dayシェフ&ママを開き、15日夜は夫婦で営業する「夫婦飯〜meoto-han〜」がお目見えする。
豆腐の佐久間食品=三条東本成寺=の佐久間康之さん(30)=同市東新保=、美容師の仁美さん(28)夫婦。仁美さん考案の「豆乳キムチそうめん」をメーンに、同社とカフェがコラボした、ひと口がんもどきをたこ焼き風にアレンジした「なんちゃってたこ焼き」などのメニューをそろえる計画だ。アルコールも用意し、午後6時から8時半まで営業する。
仁美さんは神奈川県川崎市出身で、昨年6月に康之さんと結婚して三条へ。豆乳とそうめんの組み合わせは、結婚前に考案していた。仁美さんはそれほど豆乳が得意な方ではなく、豆乳だけだと少ししか食べられないが、「豆乳キムチそうめん」なら腹いっぱい食べられると言う。彩りもきれいで、暑い夏にうれしいメニューだ。
康之さんは三条マルシェにたびたび出店し、仁美さんもそれを手伝うことが多い。手伝いにも慣れるうちに、豆腐を売るだけでは飽き足りなくなり、「違うことも経験してみたい」と欲が出てきた。そこで当初は「みんくる」への出店と同じ日に開かれる三条マルシェに自分ひとりで食事で出店しようと考えていた。
店の名前も「嫁飯」と書いて「よめはん」と決めていたが、康之さんが当たり前に「手伝うよ」となって「夫婦飯」と書いて「めおとはん」に。料理を提供するので、衛生管理などに気を配ったり、準備することが多く、仁美さんは「なんかどきどきします」と、新たな挑戦のためのいい意味での緊張を楽しんでいる。
また、この3日間は1dayシェフ&ママの出店のスケジュールは、昼は15、16日は6月まで同所でツバメコーヒーでサービスを提供していた「SIGN STAR COFFEE」、17日はカフェ「mamacafe こじこじ」。夜は16、17日と燕三条エフエムのパーソナリティーが出店する。