燕三条地場産業振興センター内のレストランメッセピアでは、「洋食器の日」の12日から19日までの平日5日間、日替わりで燕市の学校給食をアレンジしたランチメニュー「デイリーランチ」を燕市で開発した学校給食用スプーンで味わってもらう。
同じ日に燕市の学校給食で提供される献立を「レストランメッセピア流」にアレンジ。給食の「燕産たっぷりカレー」の日は、レストランでは「野菜たっぷりポークソテー」となるといった具合だ。
これまでの「デイリーランチ」と同様に、燕産のコメや豚肉「クリーンポーク」をはじめ、トマトやナスなど燕三条産の食材をたっぷり使う。
日替わりのメーン料理は、12日は「野菜たっぷりポークソテー」、16日は「ポークと野菜のビビンバ」、17日は「なすとポークのミートグラタン」、18日は「野菜のあんかけチキン丼」、19日は「なすとポークのドライカレー」。それにサラダやスープ、食後のドリンクとデザートの「越後姫のシャーベットかコシヒカリ入りバニラアイス」が付いて945円。
このランチに使うスプーンは、燕市で開発された学校給食用のスプーン。広瀬金属(株)=燕市南3=の製造で、小学校低学年の子どもでも持ちやすいよう、ふつうのスプーンより2、3割も軽くしたステンレス製のスプーンだ。
同レストランでは、ふだんもカトラリーのスプーンやフォークは燕製を使用しているが、今回のランチでは、燕市が「学校給食用食器・備品の共同研究事業研究会」で開発した学校給食用のスプーンも使って使用感を試してもらう。
「デイリーランチ」をオーダーした人には、このスプーンの購入割引券と同レストランの食事券300円分をプレゼントする。学校給食用スプーンの割引券は、7月26日までレストラン並びの物産館で1本350円のところ3割引きの245円で購入できる。先着300本がなくなれば終了。食事券は同レストランで8月31日まで使える。
また、「ナイフ」の語呂あわせで「洋食器の日」の7月12日は、燕市内の小中学校では毎年、洋食器を使って食べる献立になり、この日はカレー。また、この日から燕市内の20の小中学校すべてと県立燕中等教育学校の児童生徒約8,000人が新しいスプーンを使う。