7月の三条マルシェは15日、東三条商店街約400メートルを歩行者天国にして84店が出店。会場からイベントを同時開催する「みんくる」までシャトルバスの運行、もちまきのイベントも行われる。
東三条駅交差点付近から西へ、三条信用金庫東支店角の一ノ門交差点までの間を歩行者天国にして午前10時から午後3時まで開かれる。84店のうち14店もが新規出店で、三条マルシェの常連も見逃せない。
新規出店は、子どもに人気のチュロスや韓国屋台の定番ホットクを売る「サンドクリーンFLOW」、燕餃子が話題の「燕食品」、い草製品を売る「今井畳店」、バリ雑貨の「バリのいいものや」、食材の宅配でおなじみ「ヨシケイ新潟」など。そして元浅草芸人の縁竹縄さんと三線の桜木きよ里さんによる「歌声喫茶」も登場する。
イベントは長崎屋駐車場で行い、三条商業高校書道部による書道パフォーマンスを皮切りに、音楽の生演奏や三条マルシェ実行委員会によるじゃんけん大会やカレーラーメン体操も。サブイベントとしてスイカ割りも行われる。
いつものように三条市役所や三条地域振興局から会場までシャトルバスを運行するが、今回はそれとは別に歩行者天国の西端、一ノ門交差点から一ノ木戸商店街のまちのみんなの交流拠点「みんくる」の間でもシャトルバスを運行する。三条マルシェの来場者から「みんくる」へ足を運んでもらおうという試みだ。
「みんくる」では三条マルシェと同時開催のイベントとしてパネルシアター&紙芝居とバルーンアートメイキングを行う。パネルシアター&紙芝居は8畳和室で午前11時、午後1時、2時の3回、それぞれ10分ほど三条市の元保育士が行う。バルーンアートメイキングはコワーキングスペースで午前11時半、午後0時半、2時半の3回、それぞれ20分ほど加茂市の男性二人が指導し、バルーンアートの製作に挑戦する。ほかに外でシャボン玉遊びも計画している。
また、一ノ木戸商店街に面したケーブルテレビの「NCT三条センター」では、午後2時から上棟式などで行われるもちまきを行い、同センターの2階の窓から直径4センチほどの丸もち160個と菓子をまく。
三条マルシェは午後になるとぐっと人出が減ることもあり、午後からも客を呼び込み、あわせて東三条商店街と三条マルシェの発展、健康祈願、販売促進も目的にしており、どれくらいの人を集めるか楽しみだ。