燕市に住む写真愛好家6人でつくるグループ「PHOTO風音(フォトかのん)」は13、14の2日間、燕市文化会館展示ホールでグループ展「第16回PHOTO風音写真展」を開き、会員が撮りためた写真21点を展示、鑑賞してもらう。
同会は燕市内の気の合う写真仲間6人で1999年に発足。会長で本県写真界の重鎮だった第2回林忠彦受賞の捧武さんが10年に死去したが昨年、新会員を加えて再び6人に。年に一度、このグループ展を開いて作品を発表している。
「作品は個人のもの、会はみんなのもの」がポリシーで、今回もさまざまな作風の作品を並べる。会員の写歴は長く、味わい深い作品ばかりだ。
観光地化に成功したわらぶき屋根が並ぶ福島県南会津の大内宿、群馬県の碓氷峠の廃線になった線路のれんが造りの橋、夜明け前の雲海を見下ろす山古志の棚田。ジャンプするモトクロスバイクの流し撮り、白根の凧合戦のときの露店、さらに「あまちゃん」ブームにちなで村上市野潟の海女を撮影した作品も展示する。
前日14日夜に会員が集まって展示作業を行った。2日間とも午前9時から午後6時まで開く。入場無料。