三条市本町1、クラブパープルを経営する(有)紫文企画代表取締役の石山早苗さんは12日、先に開催したチャリティーゴルフコンペのチャリティーなど8万円を三条市の中心市街地の活性化を願い、市政発展のために使ってほしいと三条市に寄付した。
石山さんは午後1時に市役所を訪れ、国定勇人市長に善意を包んだのしぶくろを手渡した。
来店客との親ぼくを兼ねて毎年、チャリティーゴルフコンペを開いている。ことしは6月30日に新潟ゴルフ倶楽部=新潟市西蒲区=で開き、35人が参加。ショートホールでティーショットがワンオンしなかった場合などに1打300円のペナルティーとし、1人上限2,000円をチャリティーとした。
それとは別に、三条市に寄付するという趣旨に賛同して1万円をチャリティーとする人もあり、寄せられた4万円に同社が4万円を加えて合計8万円にして寄付した。
石山さんは国定市長との懇談で、本寺小路の活性化には昼間も人が訪れるような店や仕掛けも必要と提案した。まちの景観について国定市長は、景観のかなりの比率を占める道路に「愛情がない」ことに気付き、「最近は道路フェチ」とのこと。「工業デザイナーに道路をデザインしたらどうなるのか、お願いしたい」と、興味深い話題を提供していた。
三条市は、寄付金は「ふるさと三条応援寄附金」として取扱い、趣旨に沿って使わせてもらいたいといしていた。