ことしで5周年、9月1日に開かれる三条発の無料野外フェス「三条楽音祭」で、実行委員会は手ぬぐいを販売して売り上げの一部を東日本大震災の被災地、福島県への義援金に充てようと、制作費をクラウドファンディング「FAAVO(ファーボ)」で募っているが、これまでに寄せられた支援総額は目標に遠く、31日までのタイムリミットまでに目標を達成できなければ中止せざるを得ないため、ひとりでも多くの支援を呼びかけている。
クラウドファンディングは、ネット経由でさまざまなプロジェクトに対する資金を募るもので、「FAAVO」はそうしたサイトのひとつ。三条楽音祭実行委員会は、そこで6月下旬から「被災地応援手拭いプロジェクト」を掲載した。
手ぬぐいは三条楽音祭のロゴも制作しているOZさんに依頼して和テイストに仕上がる予定。500枚ていどを作成、販売し、売り上げの50%を福島県への義援金に充てる。
応援は1,000円、3,000円、5,000円、8,000円、20,000円の5種類で、それぞれお返しがある。1,000円は実行委員会から心を込めたメール、3,000円はそれに加えて制作する手ぬぐい1枚と希望者に三条楽音祭ドリンクチケット2枚。5,000円はそれに加えて会場で希望の名前を紹介し、オリジナル缶バッジ1個、手ぬぐいをもう1枚、オリジナルうちわ、希望者にドリンクチケットをもう1枚プレゼント。8,000円はそれに加えてオリジナルTシャツ1枚をプレゼント。そして20,000円は加えて「三条米」2合を3個、「千年悠水」500mlを3本、Tシャツをさらに1枚、ドリンクチケットをもう4枚をプレゼントする。
支援目標は7月31日までに15万円だが、残り15日を切った16日までの支援総額は4万円にとどまっており、目標達成が難しくなっている。目標を達成できなければ中止するしかなく、大ピンチ。三条楽音祭がことしで5周年の節目のこともあって企画したプロジェクトでもあり、なんとか目標を達成したいと、これまで三条楽音祭へ足を運んだ人をはじめ、幅広い人たちからの支援を求めている。三条楽音祭実行委員会の「被災地応援手拭いプロジェクト」のページへのリンクは次の通り。