燕市燕地区の夏まつり、第42回飛燕夏まつりのフィナーレは、21日午後7時から商店街メーンストリートで行われた、燕ばやし大会。市内29団体から約2,000人が参加して踊りの輪をつくり、大いに盛り上げて2日間のまつりを締めくくった。
燕労災病院とナリス化粧品が新たに参加したこともあり、参加者は昨年を約100人上回った。サンロード宮町のオーバーアーケードが秋にも解体工事が始まることから、鈴木力市長はアーケードに感謝し、惜別の思いを込めた大会にとあいさつし、鈴木市長のカウントダウンで市民には何度となく聞いている「燕ばやし」がスタートした。
メーンストリートを西は関川たばこやの先、東は北越銀行燕支店前まで約600メートルの区間で踊りの輪をつくった。参加したのは町内や会社でつくる団体で、鈴木市長も途中から燕市役所職員互助会のチームに参加した。
市章のフェースペインティング、マスク、上半身裸の仮装、着ぐるみなど、何でもあり。踊りが簡単すぎるせいもあるのか、踊らずにだらだら歩いている人が目立つのが難点だが、間奏の部分では「そーれ○○町!」と町内の名称を声がかれるほど大きな声で連呼するなど、ことしも爆発的な盛り上がりを見せていた。