三条市内の小、中学校のほとんどは24日、1学期の終業式を行い、梅雨明けなまま夏休み突入 (2013.7.25)

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三条市内の小、中学校のほとんどは24日、1学期の終業式を行った。終業式を行ったのは、24日に終業式を行ったのは、市内24小学校と9中学校のうち、翌25日に終業式の大島小と須頃小、大島中の3校を除く22小学校と8中学校で、梅雨明けしないまま夏休みがスタートした。

24日、南小学校で行われた1学期の終業式
24日、南小学校で行われた1学期の終業式

来年度から、第一中学校区の小中一体校で四日町、条南小学校と統合されて「嵐南小学校」となる南小学校(米山俊彦校長・児童364人)では、午前8時40分から体育館で終業式を行った。9時の気温25.5度で、今にも雨が降り出しそうな曇り空。1学期の終業式といえば汗だくの児童も珍しくないが、ことしは湿度は高いもののいつもの年に比べれば涼しい終業式だ。

米山校長は、1学期の始業式に、今年度が同校舎で過ごす最後の年度となることから1年間、頑張ってほしいこととした3つを振り返った。思い出つくりと嵐南小学校に移る準備をする、子どもの仕事である勉強と遊びを今まで以上に頑張る、相手に伝わる大きな声であいさつ先取り名人になることの3つで、○をあげられるところ、引き続きがんばってほしいところを話した。

夏休みの過ごし方のひとつとして、米山校長は自身が小学生のときに自由研究で「トリ」をテーマに調べたことを紹介。ニワトリを飼っている家が多かった時代で、トリがどうやって眠るのか興味をもって調べたところ、トリは立って寝ていることがわかった。さらに、枝や止まり木に止まって寝る小鳥はなぜ落ちないのかと疑問に思って調べを進めていったことなどを話した。

夏休みの過ごし方などについて話す米山校長
夏休みの過ごし方などについて話す米山校長

夏休みはいつもより短いとはいえ33日もある。ふだんからしたいと思っていることにゆっくりと取り組み、いい思い出、楽しい思い出をつくってほしいと求め、「事故や事件に遭わないようにして、8月27日の始業式には全員が笑顔で、いい思い出をもって、会えるようにしましょう」と願った。

同校のことしの夏休みは、25日から8月26日まで。来年4月から新校舎に移るのに伴い、年度末の春休みを長めにとるため、夏休みを短縮した。また、翌25日から4日間に分けて児童全員が、建設中の嵐南小学校までの試験登校を実施する。

2学期の始業式は毎年9月1日だが、1日は日曜。ことしは曜日の関係で9月2日となるが、一体校への移行をはじめ、インフルエンザ対策や学校行事などそれぞれの学校の状況により授業時間確保のため、かなりまちまちになる。

例年通りの9月2日は14校。早いところは一中学区の、南、条南、四日町が8月27日。三条、裏館、上林が28日。一ノ木戸、栄中央が29日。井栗と大浦は30日に、それぞれ2学期をスタートする。


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