26、27の2日間、燕市3地区の夏まつりの最後となる第56回吉田まつりが開かれ、26日は駅前広場で民謡流し、27日はビジョンよしだ駐車場で子どもみこし・踊りの披露と山車巡行などが行われる。雨が心配されるが、26日はよほど荒れた天気にでもならない限り、雨天結構。27日は雨なら子どもみこし・踊りの披露だけ、吉田総合体育館に会場を移して行う。
26日はJR吉田駅前の広場が会場。午後7時20分から今春、開園した「きららおひさま保育園」の園児45人によるカラーガード披露で始まる。7時25分から地元の和太鼓団体、吉田太鼓龍神会と、初めて三条市の三小相承会が太鼓を披露する。
8時10分から吉田民謡流しで、「吉田ばやし」と「吉田繁盛ぶし」。参加申し込みは昨年より1団体増えて39団体の1,987人。駅前通と商店街で踊りの輪をつくる。9時からよさこい吉田繁盛ぶし&竿灯まつり。よさこいソーラン風にアレンジした「よさこい吉田繁盛ぶし」をみんなで踊り、吉田商工会青年部の竿灯がもみあい、もちまきを行って9時半に終わる。
27日は午後5時からビジョンよしだ駐車場で子どもみこし・踊りの披露。子どもたちが25台のみこしをもみ合ったり、踊りを披露したり。参加者全員で燕市の新しいよさこい「舞燕」と「よさこい繁盛ぶし」も踊る。
7時10分から山車巡行。打ち上げを花火を合図に複数の町内やJA、吉田商工会による15の山車がビジョン吉田を出発し、太鼓や笛のはやしにあわせて吉田駅前まで進んで終わる。巡行途中に吉田中町商店街で約150個のタケ灯ろう、旭町ロータリーから吉田駅に保育園児が描いた子ども絵灯ろう約390個が並ぶ。また、今回初めて道中の吉田諏訪神社で札と神酒を受ける。
また、27日は吉田諏訪神社のまつりにもあたり、午後2時半から同神社を神輿渡御が出発し、5時までかけて氏子町内を回り、付近では露店も並ぶ。
駅前広場にはすでに特設ステージが設置され、駅前通りには「吉田まつり」とある横断幕が並んでいる。吉田まつり前日の25日、午後5時半ころから旭町1丁目商店街で商店街の7人ほどが歩道のブロックのすき間などから生えた雑草を取る作業を行っていた。まつり会場となる商店街を少しでもきれいな状態でと毎年恒例のボランティアだが、それを知る人は少ない。
雑草を気にしてみると、思った以上に盛大に青々と育っており、商店街の人たちは手袋をして雑草を引き抜いてはビニール袋に詰め、噴き出す汗をぬぐいながら約1時間、黙々と作業していた。