燕市吉田地区の夏まつり、第56回吉田まつりが26、27の2日間開かれており、1日目の26日は夜、特設ステージを設けたJR吉田駅前広場を中心に民謡流しをはじめとした催しが行われた。
この日は三条で最高気温31.7度の猛暑。7時でも28.1度と梅雨のじめじめした蒸し暑さが残るなかで幕開きした。今春、開園した「きららおひさま保育園」の園児45人によるカラーガード披露で始まり、地元の和太鼓団体、吉田太鼓龍神会と、初めて三条市の三小相承会が太鼓も出演してそれぞれ和太鼓をたっぷり披露してからメーンの吉田民謡流しに移った。
参加者は申し込み段階で昨年を上回る39団体の1,987人。「吉田ばやし」と「吉田繁盛ぶし」を踊った。それぞれ町内や職場単位でそろりの踊り浴衣やはっぴを着て参加。踊り始めるとみるみる汗が噴き出し、途中の休憩時間には恒例で参加者に配られた新潟名物「もも太郎」を食べてほっと一息ついていた。
そして終盤は駅前広場で、よさこいソーランで燕市オリジナルの「舞燕」と「よさこい吉田繁盛ぶし」を踊り、吉田商工会青年部の太鼓演奏、竿灯まつりともちまきを行った。「舞燕」のよさこいソーランには鈴木力市長と斉藤広吉市議会議長も引っ張り出されて見よう見まねで一緒に踊り、汗だくでへとへとになっていた。