三条市内3地区の夏まつりの皮切り「2013栄ふるさと夏まつり」が27日、市役所栄庁舎駐車場で開かれた。大花火大会は雨に見舞われ、人出は昨年より1,000人少ない1万9,000人(主催者発表)だった。
正午に実行委員長の佐藤勝美栄商工会長と国定勇人三条市長があいさつして開会。ジャズダンス、太鼓演奏、よさこい総踊り、かき氷早食い大会、大声選手権などのステージイベント、それいけちびっ子プール、三条凧協会ビニール凧揚げなどのイベント、かき氷や半羽から揚げやアユ焼きなど模擬擬店が店開きした。
来場者はテントの中でステージイベントを見たり、子どもたちは射的や輪投げ、凧揚げなど暑さのなか、夏まつりの一日を楽しんでいた。日中は晴れ間が広がり、気温は29.3度まで上がる蒸し暑さで、髪を汗でびっしょりぬらして夢中で遊ぶ子どもも。模擬店ではかき氷や生ビールなどが飛ぶように売れ、半羽から揚げは例年のように行列ができる人気だった。
夜の大花火大会は、大雨警報が発表されるなか、急きょ開会を15分早めて午後7時40分に打ち上げをスタート。打ち上げ開始から間もなく大粒の雨が降りだし、傘のない人たちは栄庁舎の屋根の下で雨宿り。途中、一次中断もしたが、予定すべての142組最後まで打ち上げ、「栄の花火」スターマインで締めくくった。