三条市で創業を目指す人が新規開業に必要な経営の知識とノウハウを体系的に学ぶ、ことし2年目の三条市主催「創業塾ポンテキア」の第3回が28日開かれ、受講生は先輩創業者の店舗を回り、店づくりを学んだ。
この日は受講生29人のうち20人が参加。午後1時半から一ノ木戸商店街の「みんくる」で中小企業診断士を講師に座学のあと、10人ずつ2班に分かれて先輩創業者として手芸店「BonBon」とカフェ「cafe toujours」、さらにこの日、昨年のポンテキア一期生を中心にしたワークショップイベントが開かれた手芸店「SATOWA」を順に回って見学した。
3店とも三条市の空き店舗対策事業を利用してこの3年ほどの間に出店している。それぞれの経営者から店舗づくりをはじめ、現状や課題について先輩でなければわからない現場の率直な声を聞いた。
「SATOWA」では、「夏休み!!手作りワンダーランド」が開かれており、夏休み中とはいえ、親子連れでぎっしりとにぎわっているようすに驚いた。一方で猛暑のなか、日曜の商店街を歩き、客の目線から三条のまんなか、商店街の人の流れも確認していた。