三条市下田地区の医療法人社団しただ・社会福祉法人しただ(北沢幹男理事長)が運営するブログ「しただブログ」は、29日深夜から30日未明にかけて激しく降った雨により増水した五十嵐川上流のようすを掲載した。
29日の三条は午後11時からの1時間の34.5ミリを最高に、24時間降水量が70ミリに達する雨が降り、三条市は30日午前2時から第1次配備(警戒)体制をとった。
滝のような激しい雨音に目が覚めたという「しただブログ」の担当者は明けて30日、八木ヶ鼻付近から大谷ダム手前までにかけての五十嵐川のようすを撮影した写真5点をアップした。
五十嵐川の水は茶色に濁り、濁流になっているところもある。写真では伝わらないが、現場では川の流れる音もあり、迫力があるが、はんらんなどの危険はなさそうだ。道路には斜面から泥水が流れ出している所があり、車は滑りやすいので運転に注意を呼びかけている。
折しも一昨年の7.29水害からちょうど2年。担当者は「そしてこの程度の雨で写真を撮りに行くほど敏感になっている自分に気が付きました。それはやはり2011年の7/29豪雨での被害の記憶がまだありありと残っているからでしょうか」と書いている。