31日深夜から1日未明にかけて豪雨で信濃川の水位が上昇したため、3日に開かれる三条夏まつり大花火大会の準備がいったんストップした。
大花火大会は2、3、4の3日間開かれる第9回三条夏まつりの中日、3日の夜7時半から旧三条競馬場堤外地を打ち上げ場所、信濃川河川敷の六ノ町河川緑地をメーンの観覧会場に開かれる。
観覧会場には数日前からぼんぼりが下がり、看板やバリケードを設置。対岸の打ち上げ場所でも、朝から花火の筒を設置して準備を進めていた。
今回の豪雨で信濃川を管理する信濃川下流河川事務所は、三条市に対して水位上昇の連絡とともに、河川内に設置していた花火関係の撤去を要請。準備を進めていた三条夏まつり実行委員会や工事業者、花火業者などは、すでに設置したロープや看板、花火の筒などを撤去した。
実行委員会によると、再び作業ができるのは、管理者の了解を得てからで、河川の水位が下がり安全が確認されてからになり、上流部も含めた今後の雨の降り方しだいだ。
三条より1日早く2、3日と開かれる長岡大花大会もやはり信濃川河川敷が会場だが、川幅が広いこともあり、花火の準備に影響はないようだ。三条の会場は川幅が狭いうえに、信濃川上流からの水に加えて刈谷田川と五十嵐川の水も流れ込むため、長岡市以上に水位に影響するようだ。