豪雨による信濃川の増水に伴って作業をストップしていた3日開催の三条夏まつりの大花火大会の準備は、2日早朝に再開。関係業者や商工会議所職員らが急ピッチで準備を進めていた。
2、3、4の3日間、開催される第9回三条夏まつりの中日3日夜に開催する大花火大会の準備を、旧三条競馬場堤外地や六ノ町河川緑地など信濃川周辺で花火の打ち上げ場所や観覧場所で進めていた。
しかし7月31日から1日にかけて長岡市などを中心に襲った豪雨で信濃川の水位が上昇したため、信濃川下流河川事務所から1日午前、河川敷に設置した花火の筒やバリケード、看板などの撤去が求められ、準備は一時ストップしていた。
1日夜に三条市内でも雨が降ったものの、信濃川の水位は下がり、信濃川下流河川事務所から準備の許可が下りたことから2日、関係業者をはじめ、三条夏まつり実行委員会事務局の三条商工会議所職員で朝から準備を再開した。
青空に大きな白い雲が浮かぶ夏空の下、夏祭りの幕開けの同日行われる民謡踊り流しなどの準備とあわせて、流れる汗をタオルで拭きながら急ピッチで作業を進めていた。観覧場所にはすでにブルーシートなどがところどころ敷かれ、場所取りがスタートしていた。
2日は、一ノ木戸商店街から中央商店街間で、午後6時のオープニング、凧と凧ばやし踊りパレード、市民民謡踊り流し。3日の大花火大会は午後7時半から9時まで実施される。