第9回三条夏まつりの初日2日、一ノ木戸商店街から中央商店街を通行止めにして凧と凧ばやし踊りパレード、市民民謡踊り流しが行われ、参加者と見物人合わせて、昨年より2,000人多い22,000人(主催者発表)が三条の夏の始まりを盛り上げた。
梅雨明けを思わせるようなからっとした風が心地いい過ごしやすい陽気に恵まれた。午後6時、夏まつり協賛会会長の斉藤弘文三条商工会議所会頭の開会宣言で幕を開け、一ノ木戸小学校児童のオープニング演奏。続いて午後6時15分から凧と凧ばやし踊りパレードを行った。三条凧協会約550人が三条六角巻凧を掲げて歩き、それに続いて一ノ木戸、条南、南、四日町、裏館、三条の市内6小学校の児童合わせて約530人が参加した。
児童は学校ごとにそろいのはっぴ。校章など児童が絵を描いた六角巻凧や鯛車を先頭に、三条凧ばやしを踊りながら、通りを進んだ。
続く7時半からの市民民謡踊り流しには、事業所や自治会、各種団体47団体2,400人が参加した。ことしも三条民謡連盟の演奏にあわせて一ノ木戸商店街から中央商店街までの間を、最初の曲『三条音頭』だけ踊り団体とそのあとの『三条おけさ』も踊る団体と、2つの輪踊りとなって踊り流した。
前夜の雨が上がり、日中は青空が広がり最高気温29.5度。午後6時は25.9度の夏日だが、比較的、湿度の少ないさわやかな風が吹き、猛暑が続いたここ数年ではないような祭り日和となり、沿道には多くの観客が訪れた。
それでも40分と30分の計70分を踊り続けた踊り手たちは汗びっしょりで、休憩中には用意された茶やビールに一息ついていた。