加茂本町商店街振興組合が市道本町中線で本町七夕まつり、平日の日中にもかかわらずにぎわう (2013.8.5)

加茂市・加茂本町商店街振興組合（小林昭吾理事長）は、5日午前10時から午後3時まで市道本町中線を車両通行止めにして本町七夕まつりを開き、平日の日中にもかかわらずステージイベントやグルメ移動車による飲食の販売でにぎわった。

市道本町中線は、加茂本町商店街から加茂川へ向かう第四銀行加茂支店と北越銀行加茂支店の間の道。延長60メートルほどしかないが、銀行の駐車場への出入りを確保しなければならないため、その半分も使えず、コンパクトな歩行者点号がお目見えした。

ステージではお笑い集団NAMARAの高橋なんぐさんを総合司会に、バルーンアートや大道芸、ライブ演奏、グルメ移動車はホットサンド、そばやうどん、しょうゆたい焼きやかき氷を販売した。

朝方は雨が降ったが、七夕まつりが始まるころにはぴたりとやみ、うだるような暑さになった。本町商店街の七夕飾りを作ってくれた市内のあおい保育園と西宮保育園の園児も招待し、手作り感満点の小さなイベントを楽しんでもらった。

また、この日、本町商店街で午後3時までに買い物をした人にじゃんけん大会参加券を渡し、特設会場へ持参するとじゃんけんに挑戦でき、じゃんけんに勝った人にはその場で雪椿スタンプ5倍分をプレゼント。午後1時半までに30人近くが挑戦、じゃんけんで真剣勝負していた。

加茂本町商店街は、宮大門交差点からJR加茂駅と逆方向へ100メートル余りの商店街。地域活性化関連の補助金を受けて初めて本町七夕まつりを開いた。このあと12月までの毎月、計5回にわたって行う手作りイベント「まちなかつきなかニコニコデー」の皮切りともなった。

また、本町七夕まつりに向けて、3年ぶりに裕に2階の屋根を超す高さの大きな七夕飾り商店街の8カ所に設置。会場は常に少ないときでも数十人でにぎわうようすに、小林理事長は「初めてだし、平日の日中なのでどうなるかと思っていましたが、思っていたよりたくさん来ていただきました」と喜んでいた。