大きなイベントの出店はハードルが高く、身近に作品を販売できる場所をと、三条、燕の女性が中心のハンドワークス集団「KINATTE(きなって)」(石坂友美代表・会員43人)が三条市・一ノ木戸商店街のみんなのまちの交流拠点「みんくる」の和室に出店。6日を皮切りにひとまず10、11日と3回を計画している。
「みんくる」の有料の貸しスペース、和室2つを使って出店。布小物、子ども服の物販や木工雑貨やアクセサリーのワークショップ、ネイルやリラクゼーション、カラーセラピーやタロット占いとジャンルは多彩で、1日に5店前後が出店し、いずれも午前10時半から午後4時まで開く。
会員は子育て世代の20代、30代の女性が中心で、新潟市、長岡市、出雲崎町の会員もいる。地元では手芸やクラフトのイベントが珍しくなくなっているが、出店にはまとまった数の作品を用意する必要があり、負担が大きい。気軽に出店できる場所をと「みんくる」に目を付けた。
おかげで、まだイベントに一度も出店したことのない人も会員に加わった。木工を手掛ける代表の石坂友美さん=三条市西大崎1=は「大きいイベントでは不安があったり、恥ずかしかったりだけど、これならと参加してくれる人が多くいます」と言う。
今後も最低でも週1回、できれば週2回のペースで続けたい考えだ。10日は託児も行い、託児をする日も設ける。問い合わせは石坂さん(電話:090-5529-6840)へ。3日間の出店は次の通り。
■6日(火)
■10日(土)
■11日(日)