三条市は、地元の市(いち)の魅力を紹介する情報誌『越後三条 定期市』を作製した。
A5判、8ページのフルカラー印刷。表紙は市内の市の出店者の顔写真を並べた。内容は「ねらいめの時間帯」、「市場ならではのいいとこ」などの質問に答えるQ&Aに始まり、中央市場の二・七と、四日町市場の五・十の2つの市へのアクセスマップ、市の周辺の情報、三条産オススメの逸品。
そして三条市の須佐有希子さんが実際に二・七の市で買い物したようすを写真と吹き出しの言葉で漫画のように表現している。30代の子育てに忙しい世代の女性をターゲットにデザイン。5,000部を作成し、2つの市場の事務所や市内公共施設、地域経営課などで配布している。
三条市では、昨年度から市に関する問い合わせが届くようになり、市へ行くための宿泊先の照会もあるという。そうした声に応えてまずは情報を発信しようと情報誌を作った。昨年度から市のポスターも製作し、市の対外的なPRに積極的だ。