三条市国際交流員のピーター・カーターさん(26)の指導で世界各地の料理の調理実習を行う毎月、大人気の国際理解教室「世界のキッチン」。8月は夏休み特別版として22、23の2日間、第二中学校調理室で開き、親子でイタリア料理のラビオリとザバイオーネの調理に挑戦する。
ラビオリは、2枚の薄く四角いパスタに、チーズや野菜などの具を包み、ちょうどギョーザのように縁を閉じて作る。その上にミートソースをかけて食べる。調理実習ではパスタの生地から作る。
ザバイオーネは、イタリアのカスタードクリームのデザート。その中にフルーツやクッキーを入れてそのまま食べる。
今回は調理実習の前にコックの帽子をペーパークラフトで作る。色画用紙で切ったり折ったりして、あの背の高い帽子を作り、それをかぶって気分は有名シェフで調理する。いつものようにイタリアの紹介も行って国際理解にもつなげる。
三条市は毎月2日間で「世界のキッチン」を開いている。いつも申し込みは定員を上回る人気で、おとなを対象に主に主婦が参加している。親子を対象に開くのは今回が初めてで、夏休みならではの企画。また、学校開放の意味から会場はいつもの「ソレイユ三条」ではなく、第二中なので注意する。
2日間とも午前10時から午後2時まで開き、参加費は1組500円。エプロン、三角巾、ふきんを持参する。定員は8組、先着順で締め切る。参加申し込みは20日までに市経済部地域経営課地域振興係(電話:0256-34-5511、内線403)へ。