三条中央商店街振興組合(鈴木直理事長)は、10日午後5時から9時まで同商店街で「夕暮れ提灯散策 観音まつり 三条中央商店街」を開き、まんなか屋台、空き店舗活用の占いやシネマカフェ、浴衣の来場者にプレゼントなど、夏の夜の4時間限定のイベントを行う。
イベントは、まんなか屋台、まんなか映画館、有志による商店街連動セール、空き店舗活用臨時店舗、浴衣deプレゼントなど。
まんなか屋台は、さんしん中央支店前広場に開店。大将焼きそば、たこ焼、かき氷、生ビールなどを販売する。
まんなか映画館は、午後7時から8時半ころまでで、子どもからお年寄りまで楽しめるショートムービーなどを上映する。
空き店舗を活用した臨時店舗の営業は、同商店街のシャッターの降りた2店舗をオープンし、シネマカフェ、占いの館、フリマショップなどが出店。同店舗は、夜の観音まつりに先駆けて午前10時から営業する。
浴衣deプレゼントは、浴衣で来場した人に、先着でちょうちんやまんなか屋台で使えるグルメ券1枚をプレゼント。商店街有志店舗では、浴衣の来店者に割り引きなどのサービスも用意する。
イベント会場は、三条市本町二・三町目交差点から本町二丁目交差点間の商店街の店舗や広場など。通りは、車両通行止めなどの規制は行わない。
同イベントは、昨年の12月に実施した「サンタマルシェ@三条中央商店街」に続く商店街による地域活性化事業第2弾。同商店街にも近い、越後三十三観音霊場の三十二番札所でもある多宝山宝塔院=三条市東裏館1=で行われる観音まつりにあわせて開く。
宝塔院の観音まつりは、子どもの無病息災を祈願する祭として、昔から家族連れの参拝者などを集めているという地域を代表する伝統的な行事。その地域に根差している伝統や文化、町並みを未来へとつないでいけるような取り組みをしながら、商店街を盛り上げていこうと企画したもので、大勢の来場を呼びかけている。