三条市の繁華街「本寺小路」周辺の飲食店でつくる「本寺小路元気プロジェクト」(矢部吉夫会長・加盟35店)は、これまでの「千社札型ストラップ」を使いやすくカード型に一新した「本寺小路カード」を発売。あわせて、ストラップやカード提示で受けられるサービスを加盟全店で毎日5%割り引きへとグレードアップした。
本寺小路元気プロジェクトは、本寺小路を活性化しようと活動しており、加盟店共通のイベントや月1回の道路清掃も行っており、2009年に「千社札型ストラップ」を購入してもらい、指定日に加盟店で提示すると割り引きなどが受けられるサービスを開始した。
近年はスマートフォンが普及し、ストラップを取り付ける人が減ってきたこともあり、今回、財布の中に入れておけるカードタイプの「本寺小路カード」を製作した。初回版は限定1,000枚を発売。金色をベースに「本寺小路」の文字をデザインし、加盟各店で1枚500円で販売している。
新カード発売にあわせて、サービスも統一。サービス開始当初は、平日の指定日にストラップを提示すると5%引きだったが、近年は加盟各店独自のサービスとなっており、どこでどんなサービスを受けられるのかわかりにくかったが、今回、指定日は設けず、いつでも5%引きとした。
また、加盟店の店頭などにはカードと同じデザインの看板を設置し、さらにわかりやすく案内している。なお、割引は提示した人の分のみで、会計金額より割り引く。ストラップタイプも続けて使用できる。