燕三条ファクトリーアウトレットショップ「ストックバスターズ」=燕市物流センター2=は、9月1日まで「ふるさと新潟のお土産フェア」を開いており、アウトレット価格の燕三条の特産品や金属洋食器などの販売のほか、最強スプーン「コブラ」やノーベル賞晩餐会洋食器の展示も行っている。
同店は燕市や三条市の企業が共同で運営する地元工場直結型アウトレットショップ。毎年、盆休みを中心にフェアを開き、帰省客や観光客にもアピールしている。
現在は100社余りの燕三条地域のメーカーや商社が参加しており、商品アイテムは、スプーン、鍋、フライパン、包丁などのキッチン用品を中心に、ガーデニング、アウトドア、インテリア収納、DIY工具、アウトドアなど幅広い。
販売価格は定価の50〜90%引きの超破格値だが、8月1日から始まったフェア期間中は、お土産用やお中元代わりにとの需要も多く、箱入りのスプーンセットやマイスターカップなども人気だ。本格的な盆休みを前に、すでに駐車場は県外ナンバーの車も並び、店内ではカトラリーのギフトセットやフライパンなどで買い物かごをいっぱいにする人も多い。
また、ふだんから県内外から客が訪れる県央エリアの観光スポットのひとつとして認知されており、近年は燕三条の高い技術と良質な製品を紹介しようと、燕の逸品などのコーナーも設けている。
その一環で今回は、世界で認められたカトラリーブランド「YAMAZAKI」、「YAMACO」で知られる山崎金属工業(株)=燕市大曲=の協力により、テレビ番組「ほこ×たて」で絶対に曲がらないスプーンとしてユリ・ゲラーさんに勝った「コブラ」やノーベル賞晩餐会洋食器を展示。いずれも非売品だが、代わりに「コブラ」のミニチュア版「ミニコブラ」(2,500円)を販売している。
このほか、ニッパー型の高級爪切り、高級包丁など、アウトレット価格とはならないが客の要望に応えての販売も行っている。営業時間は、午前10時から午後6時。