布、皮、ビニールなどを再生、リペアする「トータルリペア コンボイ」(多田操一代表・三条市東三条1)は、24日午前9時から下田地区の「お料理 森山」=高岡=の敷地内で火起こし体験ワークショップを開くので、小中学生を対象に参加者を募集している。
木の摩擦熱を使った昔ながら手法で火を起こす。単純に手の平で棒をはさんで回転させる方法から、弓やこまのような道具を使った火起こしに、道具作りから挑戦する。昼は会場の「お料理 森山」で食べ、午後3時に終わる。
「トータルリペア コンボイ」代表の多田操一さん(51)は、さまざまな素材を自分の手でリペアする。しかし、先に木工のCDラック作りのワークショップを行い、今の子どもたちは、のこぎりや金づちも満足に使えないことに気付いた。
「けがをしないようにと子どもたちは、昔のようにカッターやナイフで鉛筆を削ることもなくなったけど、どれだけ危ないかをちゃんとわかって道具を使えるようになってほしい」と多田さんは言う。
参加費は昼食と保険料込みで3,000円。保護者の同伴は歓迎で、同伴の場合は昼食代1人1,000円が別にかかる。参加者は筆記用具、飲み物、帽子、タオルなどを持参し、汚れてもいい服装で参加する。サンダルばきは不可。申し込みは多田さん(電話:090-1663-0401)へ。