盆の帰省シーズンにあわせて燕三条地場産業振興センターでは、14日から18日まで開く「燕三条じばさんお盆フェア2013」の先行イベントとして10日、金物特価市をスタート。地場産品を中心に鍋や包丁、キッチン用品や園芸用品などを格安で販売している。
毎年、盆の帰省客や観光客に地元製品のPRをと開いているフェア。夏休みの行楽や帰省の分散化もあって、メーンの金物特価市はフェアに先駈けて開いている。
ことしもメーカーなどの協力で、同センター展示即売場で取り扱っている「メードインジャパン」の地場産製品をさらに安く販売。人気の高級包丁や業務用から家庭用のさまざまな種類の鍋をはじめ、燕の磨き職人によるビアタンブラー、ステンレスや銅製のぐいのみ、抗菌作用で今の時期が人気の銅製品、ザル、浅ザル&トレ―セット、洋食器といったキッチン用品、キャンプにもつかえるステンレス製のカレー皿やマグカップ、園芸用品のはさみやくわ、大工道具なども特価で販売している。
14日からの「お盆フェア」は、日替わりで実演や体験を行うほか、恒例のちびっこコーナー、買物2,000円ごとに1回抽選の大抽選会など盛りだくさんのイベントを行う。
日替わりの実演などでは、初日14日の「まな板削り」は、使い込んだ木製のまな板を三条木工職人が削ってよみがえらせる。片面500円からで、先着50枚、午後3時まで受け付ける。
14、15日の2日間は鎚起銅器実演を行う。16日は1丁500円からの包丁研ぎ実演をう。受け付けは午後3時までだが、混雑すると翌日仕上げになる場合もある。
14日から18日までの5日間、チタンタンブラー名入れサービスを実演。期間中に購入した(株)ホリエ製のタンブラーの底に無料で名前やメッセージを印字する。
体験は、15日にアルミ缶クラフト教室(参加費300円)、16日に鎚起銅器工房のぐい飲み製作体験(2,000円)、17日に包丁研ぎ体験経室(参加費500円、家庭で使用する包丁を持参)。体験の申し込みや問い合わせは、地場産センター物産観光課(電話:0256-32-2311)へ。
このほか、14日から18日までの新鮮とれたて野菜・果物即売会は、燕三条の生産者らが日替わりで農産物を販売。14日から17日まで燕食品(株)の燕餃子、14、15日は三条下田・フード工房ゆうこのひめさゆりの笹だんごの直売も行う。
また、レストランメッセピアでは、14日から18日まで午前11時から午後3時まで、燕三条産の野菜などをふんだんに使った「そばパスタランチセット」(1,365円)が限定メニューとして登場する。金物特価市、お盆フェアーは、午前9時半から午後5時までで、最終日18日のみ午後4時半まで。