燕市に元気と笑顔を広める「元気磨きたい」のプロジェクトのひとつ「ママもみがきたい(ママ☆ピカ)」は12日、燕市吉田保健センターで子どもたちからおじいさんと昔遊びを楽しんでもらった。
「元気磨きたい」は健康増進、元気や笑顔のおすそ分けをと、年度ごとにいくつものプロジェクトを立ち上げ、市民参加で活動している。今年度は13のプロジェクトがあり、この日は子育て世代のお母さんがメンバーのプロジェクト「ママ☆ピカ」が、年配の男性がメンバーのプロジェクト「男性がもっと輝く会」とコラボレーションする形で開いた。
参加したのはママ☆ピカの3人、就学前の幼児が中心の子ども16人とその保護者。遊びは「男性がもっと輝く会」が用意し、この日は6人のおじいさんが元気磨きたいのオリジナルTシャツを着て参加して遊びを指導した。
こま回しからペットボトルを使ったボウリング、紙鉄砲、紙飛行機、紙コプターの製作、そして意表をつくメダカすくいも。子どもたちは休む間もなく次々と遊びに挑戦。おじいさんの指導を真剣な顔で聞き、時間を忘れて遊びに熱中した。
子どもたちのようすにおじいさんたちもご機嫌。テレビ小説「あまちゃん」の流行語にかけて「今、テレビではやってるジージーだよ」とだじゃれもさえ、最後の参加者とのハイタッチには満面の笑顔だった。
おじいさんは下は68歳から上は79歳まで。指導を終わって控え室に戻ると「あっけねーもんだね」、「もーちっとやりたかったね」、「思ったよりいっぺ集まったもんね」と余力たっぷりで、「おかげさまで童心に返らせてもらって、おもしかったね」と喜んでいた。